生きてるだけで、

きぶん垂れ流し

movie さよならくちびる

f:id:shio___shio:20190605173829j:image

 

 

-体温の上昇が 伝わっている気がして

 目蓋を開けるのを躊躇した

 

-溢れそうな言葉を あわてて

 たばこに火をつけ ふさいだ

 

-全部わかって欲しいわけじゃないけどさ

 そういうことだって言いたいだけ

 

 

 

 

 

あいみょん秦基博の歌詞がばちっと

麦ちゃんと小松菜の声にはまっていたなと

 

2人の腹の底から出ている訳ではない声と

客席を見てるんだか見てないんだか

曖昧な目ん玉が、2人は2人自身にというか

2人の世界に向けて歌ってる気がして

そこに私達もシマでさえも入れないんだろうなと思ったり

 

 

『バカでいいじゃん!』

『やったもん勝ちなんだよ、そんなの』

レオのセリフなんだけど、

そう生きられたらどんなにいいか…

ちょっとぶっ飛んでるくらいが、人生楽しいんだろうな〜と凡人長女は思うわけです

 

 

 

ハルとレオは生きづらい側の人間で

麦ちゃんは特にはまり役で上手いよね…

 

『愛がなんだ』でも思ったんだけど、

いくら大切な人と喧嘩したりムカついたりしても  大切な人が傷つくのは見てられなくなる

 

 

 

成田凌キャスティングの時点で

ああ、クズな男がまた1人生まれる…と

思ってハラハラしていたけど、

シマはいいやつだったな(しかし元クズ)

 

 

 

 

しかし、セリフや歌詞を考えているひとの

頭の中はどうなっているのだろう

 

私は今まで読んできた本と観てきた映画で

これは…!と思うフレーズを引き出しに入れておいて、出すイメージで言葉を出しているけど

 

ゼロから生み出してるのかね

 

 

 

 

 

-どうせ止まってしまう

 この心臓に水を与えて

 時に走らせ動かしていく私達は

 

 

 

 

夏の始まりにいい映画でした

 

 

つぎはゴジラかな〜